ぱぱの背中

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『ぱぱの背中』の背中

歯を大切にしよう

その歯が虫歯たって言うことに気づいたのは、中学生のころでした。が、対して痛くもないんで放っておいて、ボロボロと崩れ始めてきて、初めて慌てたんですよね。

当然手遅れで、表面1ミリぐらいと根っこを残して、全部金属になってしまいました。

それから10年経ったころ(今から15年ぐらい前の話です)、疲れが溜まってたんでしょうか、突然その歯の根本が痛み始めたのです。正月のスキー場で。

スキー場にいるんで寒いのは当然なのですが、体全体を包む悪寒もやってきて、痛みと同時にpeteramを苦しめます。

帰りの車の中でも、痛いよ、寒いよで、運転を交代してあげることもできず、食事もろくに摂ることができない有様。帰宅して布団に入るのがようやっとです。

眠ったのはいいんですが、熱が上がって何度も起きてしまい、熟睡にはいたりませんでした。水を飲むときに感じるんですが、顔も腫れぼったくなっています。

翌朝、鏡を見てみると、すっかりなじみのない風貌に変わっていたpeteramは、慌てて正月休みでもやっている歯科医を探し、飛んでいく羽目になったのです。

それ以来差し歯になっていたのですが、その15年間で3回ほど差し歯を作り直しました。一番初めが8万ぐらいの、で次が4万ぐらいの、その次が2万ぐらいで、今度が数千円。

今の歯科医に通うようになって、今回が初めてだったんですが、過去の経緯を話すと、「これでまた腫れるようだったら、切りますから」という予告。とりあえず、昨年末ぐらいに治療が終わって、当初は快適な生活をすごしていたわけです。

が、そんな生活が続いたのもわずか2週間。また腫れてきてしまったわけです。

で、手術。麻酔が効いていたし、終わってからも傷口を見ていないので良くわからないのですが、5センチぐらい切った模様。歯茎を切って、根っこを露出させて削って、しまって、縫い付ける作業で概ね一時間ですか。手術後も、特に激しい痛みはなく、出された鎮痛剤を飲んでいなくて歯科医に驚かれてしまいました。

で、その後、まだ抜糸前です。さすがに傷口の周りが腫れ上がっていて、さらに削った歯に触ると痛むので、上手に食事ができないありさま。去年の11月に突然忙しくなってから減り始めた体重が、ますます減るような状態です。ちなみにお酒も呑んでいません。

父親が40そこそこですでに総入れ歯になっていたのを見ていたpeteramとしては、歯科医に「抜きますか?」と聞かれても、「どんなことをしても残してください」とついつい答えてしまうわけですが、それはそれで結構大変。

子供はこんな状態にしたくないですから、一所懸命に磨いてあげたりしています。peteramが子供のころって、あまり子供の歯みがきに熱心な親っていなかったなぁと思いながら。

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