酷暑の中、流山-前橋を往復してみるライド…暑すぎ(復路)

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今年も流山-群馬往復をするのです

さて前橋から流山まで帰るのです

ということで二日目は前橋から流山へ。帰りはショートカットコースであるとはいえ125kmほどの道のり。昨日暑さに苦しめられて休憩時間が倍くらいになったこともあり、6:00出発厳守。朝弱すぎるpeteramはホテルのロビーで無料のコーヒーを飲んでくつろいでるのですが、みなさん早朝からキビキビと。

ラテックスチューブのIさん夫妻は携帯ポンプで空気の補充に余念がありません…が、「Sさん空気入れるの代わって!」「ん?」「掌の皮が剥けた。」早朝からスプラッターな感じです。

Iさんの使用している空気入れは、ロードバイク乗りの間では定番とも言える、TOPEAKのロードモーフ。それでも掌の皮をやっちゃうなんて、自分のタイヤと奥さんのタイヤの計4本の空気を入れなきゃならないんで焦ったんだしょうかね。まぁいつもノンビリ空気を入れているpeteramに「ホントの空気入れはこうやるんだよ!」と教えてくれようとしたのかもしれません。

ちなみに話はそれますがそんなロードモーフの紹介です

  • 携帯ポンプ定番
  • 大方のロードバイクのダウンチューブに括り付けるのに最適な長さ
  • 高圧まで(具体的な数字)対応
  • そうは言っても一所懸命にポンピングしないと
  • 簡易的な空気圧ゲージ付き
  • フレンチバルブ(米式は?)専用
  • 折りたたみ収納するグリップ
  • ステップ展開して足で固定
  • ビンディングシューズにはステップが踏みにくいかも
  • 掌を傷める可能性あり

帰りはショートカットコース、桃ノ木川サイクリングロードで

ホテルを出発して、来た道とは逆方向に、市街地から離れ農耕地帯へと進みます。数分で朝食ポイントのコンビニ、セーブオン前橋西片貝店へ。ホテルの朝食は朝早過ぎたので提供は無理とのこと。早速コンビニで補給です。

お店の前でおにぎりなぞ頬張っていると、Iさんがこれもらったとスポーツドリンクのパウチ入りのモノを人数分持って来ます。「これから流山まで帰ると言ったら差し入れくれた!」いやぁ、感謝しかありません。オーナーさん(らしき人)にお礼を言って出発。

前橋の農耕地帯を抜けて桃ノ木川サイクリングロードへ。伊勢崎市の中心部近辺を通り、広瀬川サイクリングロード経由で利根川を目指します。が、前半の桃ノ木川サイクリングロードはかなり狭い感じでカーブも多め。20km/h台前半ならまぁ注意しながら進めますが、30km/h近くでの走行は怖いかも。そんなおかげで平均的な巡航速度が低いのか、NさんがSTRAVAのQOMとは言わないまでもBEST10のトロフィーを何箇所かでゲット。男性陣は手が届かないんですがねぇ

小規模サイクリングロードの宿命か舗装の継ぎ目なども多く、ガタンというたびにIさんの「イタ!」という声が。掌がベロっといってますから。悪いなぁとは思いつつも(ホントか?)走り続けます。

いつもの利根川サイクリングロード

境平塚

涼しい(正確には酷暑ではない)内にいつものコンビニに到着。初日にここに着いた時はかなり死にそうだったんですが、帰りはまだまだ元気。このコンビニ、peteramの気分では中間地点なのですが、ゴールまではまだ100kmくらい。以前一人で善光寺を目指した時以来、通るたびに立ち寄ってるからですかね。ここまで来たからあと少しという妙な安心感。

コンビニを出発して利根川サイクリングロード。初日はずっと左岸を走ってきたのですが、帰りは途中から右岸に渡る予定。ある意味有名な県道を使って群馬側から埼玉側に渡ります。事前にルートマップは提供済みなんですが、きっとみんな見てないだろうなぁ…

赤岩渡船

赤岩渡船

コンビニからしばらく走って、まだ酷暑が襲ってくる前に到着したのが船着場。そう、利根川左岸から右岸に渡るその県道は道路ではなくて、県道として運営されている渡し船赤岩渡船です。peteramの意図するところが分かったのかIさんが、「これ乗るの?料金は?」「県道なので(?)料金は無料。」

到着すると同時くらいに対岸から渡船が。目を凝らして見ると乗客はロードバイク2台のみ。交代でロードバイク4台が乗組むことになるのですが、乗るのは自転車ばっかり?

赤岩渡船

船頭さんにあらためて乗っていいか確認しながら乗り込んで、みんなお揃いのライフベストを着用。席に着くとというか乗り込んだら即出発。自分で漕がなくても進んでいくのがちょっと嬉しいところですね

赤岩渡船

実はこのルート設定、いざ乗るまではみんなの不評を買うんじゃないかと心配だったんですが、思いの外楽しんでいただけた様子。それぞれ写真を撮りまくったりInstagramに投稿したり…ほっとしました。

加須未来館-権現堂公園

加須未来館

利根川右岸に渡って埼玉県内を南下。コンビニ休憩を経て道の駅はにゅうへ。先ほど赤岩渡船で、peteram一行たちと入れ替えになったロードバイク2台が先回りしていたので軽く会釈。道の駅はにゅうを出る頃には酷暑が本番化してきていたのですぐの加須未来館で休憩を取り、万全を期します。館内は海の日だからなのかたくさんの子供たちが賑やかにしています。

ここを過ぎるといよいよ帰って来た感があるもののゴールまではまだ50km以上。この後利根川サイクリングロードを離れて権現堂公園辺りを抜けて江戸川へと向かうつもり。暑さも本番化してきたので予定している休憩ポイントすべてに立ち寄ることに。こちらもだいぶ暑さとの戦いに慣れてきたんですが、それもこれもたくさんのコンビニがあるおかげ。冷えた天然水2l入りとロックアイスが頼りです。途中1kmほど木陰を走ることができたりと少しラッキー。

龍Q館-松伏休憩所-流山

龍Q館

中川・綾瀬川流域の浸水被害の軽減のために作られた首都圏外郭放水路の仕組みや役割などを教えてもらえる施設地底探検ミュージアム 龍Q館。が、トイレ&自動販売機休憩…のつもりだったんですが…月曜休館…orz。祝祭日とかは関係ないんですね。昨年は閉館時刻に間に合わず…すっかり縁がない施設です。

トイレを我慢しながら江戸川を南下。今回の旅では向かい風に苦しめられるポイントはなかったのですが、江戸川に入ると南からの風(推測4m/s)が疲れたpeteram一行の心を削ります。不思議なもので逆風にさらされると、心が折れた瞬間から全く踏めなくなるのがpeteram。ですがpeteramより徐々にSさんが辛そうに…

松伏休憩所で最後の休憩、「ペース落ちてるから先に出発するね」とSさん。その後しばらくしてIさんとNさんが出発。なぜか出遅れるpeteram。これがいけなかったんでしょうか、その後全然踏めなくなります。17km/hくらいで進むのが精一杯。出遅れたのと後少しなのが入り混じってサボりごごろを産んだんでしょうかね…

玉葉橋近くまで行くと3人が待ってくれていました。というか、対岸へ渡るのはどこか知りたかっただけみたいですが…

そこからpeteramが再び先頭に。そういえば書き忘れてましたが、ルート設定をしたpeteramが基本的にずっと先頭で、ルートの先導とペースコントロールを担当してました。いつものライドだとだいたいIさんが先導なんですが、知らないところに行く場合はルート設定と先導がpeteram。そんな役割分担です。

ヘロヘロなpeteramがなんとか役目を果たします。そんな中、本日のpeteramの最大心拍数はゴール数百m手前くらいで記録。そもそも低いんですが。

流山帰着

流山

無事にゴール。どこかに立てかける余力もなく、横たえてしまいます。

時刻は16:05くらい。なんとか合格を出せるタイミングで帰って来ました。

お互いの頑張りを称えあって、そして次はこんな暑い季節には走らないことを確認しあって解散。それぞれ自転車をしまい、帰路につくのでした。

風呂と蕎麦

みんなと別れた後、ひとり駐車場でぼーっとしていたpeteramですが気を取り直してスーパー銭湯へ。ゆっくりとお湯に浸かって疲れた体を温めます。そのままスーパー銭湯で夕飯。十割蕎麦大盛りときのこご飯のセット。

おまけ

Iさんの掌

Iさんの掌。ロードモーフとの激闘の跡が窺えます。

真ん中に黒目を描いてあげた方が良かったかも。

ということで、みなさんお疲れさま。暑くて熱くてチョー(死後?)辛かったっけど、また行っちゃうんだろうなぁ…雨だったら中止と決めてたけど、次に企画する時は、高温でも中止ね。

Relive

今回お世話になったのはちぎらホテル。自転車に優しそうなこと、大浴場ありなこと、洗濯機があることが選択のポイントでした。

“酷暑の中、流山-前橋を往復してみるライド…暑すぎ(復路)” への2件の返信

  1. 毎回スケジュール管理(人”▽`)ありがとう☆

    昨年と比較すると私的には暑さ以外は楽でした(笑)

    時間さえ気にしなければもう少し足延ばしたいですね。

    風呂後に宴会は楽しかった~それに船もアトラクション的で面白かったです。

    1. どういたしまして。

      でもまぁ、あれくらいがちょうど良いよ。なんかあった時を考えると、ギリギリだしね。も少し涼しかったら別かもですが。

      次こそ東照宮とプラネタリウムですね。

      あ、龍Q館見学もだ。

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