息子が小学校を卒業するにあたり授業で使いたいから短詩を書けといわれたので…かみさん、後はよろしく…
君が小学校を卒業する日がこんなに早いとは、正直思っていませんでした。
大きな病気をしたわけでも、大きな怪我をしたわけでもなく、順調に育っていたはずなんですが…親は心配性なのです。
この春には中学生、お母さんと同じ背丈になった君は、そのうちお母さんを見下ろす時が来るようになるでしょう。
でもそれは身長だけの話し。
親はいつまでも、君のことを見守っているのですよ。
君がはじめて向か迎える…幼稚園の卒園はともかくとして…卒業、だんだんと大人に近づいていく君が、だんだんと強く、だんだんと賢く、だんだんと大きく、そしてより優しくなっていくはじめての門出です。
今は意味がわからないかもしれないけれど、いつかこのころのことを思い出して、自分がどれくらい成長したかを知ることになるでしょう。
そしてその時、同時に、自分がどれくらい変わっていないかも知ることになるのです。
今がスタートライン。