電車でテレビ(正確にはビデオ)を準備する その2
で、「電車でテレビ(正確にはビデオ)」をするための、パソコンでの録画が今回のお題です。テレビパソコンをするための方法は、雑誌とかにいろいろ書かれているのですが、今回は軽くおさらいってところです。
すでにテレビ録画機能のついたパソコンをご使用でしたら問題ないのですが、ない場合、ビデオキャプチャーボードを買うか(要PCI空きスロットもしくはUSB2.0の空き)、テレビ録画機能付パソコンを買うしかありません。
ちなみにぼくの場合は自作パソコンにCanopusさんのMTV2000を搭載して使用しています。なかなかの名機という評判ですが、ぼくの環境の場合(とは限らないんでしょうが)追っかけ再生とかしていると、コンピュータ自身がフリーズしたりして結構つらいものがあります。ま、そもそも追っかけ再生できる時間に帰宅することが少ないので、実質的には問題になっていないのですが。
で、準備ができたら、iEPG等の機能を使って、予約するだけです。いまどきのパソコンでしたら、電源管理も細かくできますので、休止状態にしておけば、予約待ちの間は電源が供給されませんので、吉です。
またまたぼくの場合ですが、WindowsXP(Professionalを使用しています)とCanopusさんのソフトの相性なんでしょうか、録画予約したユーザーがログオンしていない状態で、休止状態もしくはスタンバイにしてしまうと、パソコンがタイマーで復帰しても録画に失敗してしまうようです。どこにも事例がなくてかなり苦労してしまいました。
で、録画形式です。電車でテレビ(正確にはビデオ)をするだけでしたら、VideoCD画質で十分です。うっかりMPEG2で録画してしまうと、あとでMPEG1にエンコードしなければならないんで、時間もかかります。ただし音声の方は、VideoCDの音声形式よりも、サンプリング周波数、ビットレートともにあげてあげたほうが良いようです。ぼくの場合は、サンプリング周波数を48KHz、ビットレートを384Kbpsに設定していますが、再生時のノイズがかなり軽減されているような気がします。人間の耳は目よりも性能が良いようですから。
ということで、今回はここまでです。あんまり役に立ちそうにないテーマになっているような気もしますが、次回はCMカットと再エンコードあたりの予定です。