「映画クレヨンしんちゃん 伝説を呼ぶ 踊れアミーゴ!」を見てしまったのでした
2014/04/21
ゴールデンウィークと言っても、別にどこに行くわけでもないpeteramです、こんばんは。peteramはどうでもいいんですが、せめて長男(小学一年生)には、ゴールデンウィークらしいことをさせてやろうと、「映画クレヨンしんちゃん 伝説を呼ぶ 踊れアミーゴ!」を見に行ってしまったのでした。
そうです、アレです。テレビアニメ版の方は、PTAが選ぶ最も子供に見せたくない番組に燦然と輝き続けているヤツです。が、映画の方はその割に評判良いんですよね、なぜか。
っていうわけで、この後はねたばれ等が含まれてしまうかも知れませんので、ご注意のほどを(と言ってももうすぐ公開終了ですが)。
で、非常に大雑把にストーリーを紹介すると
って感じです。
でま、感想なのですが、この話のオリジナリティってどの辺なのかしら?って感じですか。
町の人間が偽者に入れ替えられていくと言う基本的なプロット自体は、ジャック・フィニイの有名な小説「盗まれた街」からいただいているわけですね。オマージュのつもりなのか「ジャクリーン・フィーニー(ジャッキー)」というゲストキャラクターを登場させてその辺を匂わせています。
で、しんちゃんと幼稚園の友達数人だけが本物と言う状態で、「自分たちのパパとママは、本物なのだろうか?」と悩んで「でも自分たちの親は、まだ本物でいて欲しい」と、結局家に様子を見に行くくだりは、永井豪の名作「ススムちゃん大ショック」の同様のシーンに酷似しているように見受けられてしまうわけです。もっとも、「ススムちゃん大ショック」に似たような事件が頻発する昨今、こんな使われ方もありなのかなぁと、不思議な気分がするわけなのです。
のちほど気づいたのですが、SRIは円谷プロの怪奇ミステリー?の「怪奇大作戦」の主人公達の所属する組織(科学捜査研究所-SRI-Science Research Institute)の名前そのものだったりね。
なので、オリジナリティが!…とかいうよりも、製作陣が隠した元ネタを探して楽しむ方が、正しい気も…
で、そいつらを、お約束のギャグでくるみまくったのが本作なわけなのですが…テレビアニメ版の方が楽しい気がする。例年、映画の評判は良かった気がするんですが、今度チェックしてみます。
ススムちゃん大ショックが収録されている模様 |