メダカは絶滅危惧種なので、素人さんは勝手に川から採って来ない方が良さ気です
2012/08/04
…つづき
ご多分に漏れず、私の母(69歳)も、世の母親(50歳以上)と同じように、細かいことは気にしません。そう、実家には、黒いめだか(黒めだか?)と赤いめだか(ひめだか?)の両方が住んでいたのです。
「かあさん、そもそもめだかは絶滅危惧種なんだからさぁ、採ってきて飼っちゃだめだよ。」
「あら、いいのよぉ。あたしももらったんだから。」
「そういう問題ぢゃ、ないと思うんだけど…黒いのはオリジナルだと思うんだけど、赤いのって混ぜちゃだめなんぢゃないの?」
「赤いのがいたほうがきれいでしょ。」
母親(69歳)なんて、こんなもんです。
「絶滅危惧種の雑種作るってのは、どうもねぇ…」
口ごもったものの、長男(4歳)が喜んでいるので、あまり逆らうわけにもいきません。
こちらの憂鬱な気持ちもまったく気にせず、母(69歳)は、ほかに渡すものの準備をしています。
「水草少し入れておくから。あとは、餌餌餌餌…」ビニール袋に小分けにしてくれます。「餌はねぇ、めだかの餌っていうものが売ってるから。一日に一回でいいからね。1~2分で食べ終わる分量で。」
「(わかるか、そんなもん)」
「お父さんはねぇ、あたしがあげたあとで、またあげちゃうんだから。」父親(69歳)なんてものも、所詮こんなもんです。
終わってみると、めだかは昆虫採集用の透明なプラスチックケースに入れられていました。
こいつらも、これから引越しだってことを気にもしないようで、元気に泳いでいます。ま、いつまでもこのままおいておけないので、翌日水槽を買いに行くこととなりました。
クロメダカ(?) | ヒメダカ(?) |
注:ぼくの母親が語った餌のあげ方などが、正しいとは限りませんので、ご注意を。