6話めでそろそろ惰性になってきたけど、日曜劇場の逃亡者の犯人を推理してみる(その4)…ネタバレ??
こんにちは、うっかり山南さんの切腹を見てしまって、昨日のうちには逃亡者に手が付けられなかったpeteramです。気を取り直して書き始めてみたのですが、この6話目も、ぼくの視点からすると何にも進展の無かった週のように感じられます。
からまれている少年を永井が助けるシーンを描くことによって、永井の性格を描写しようとしたとも思われるのですが、単に尾崎に見つかるためだけの場面にも見えてしまって、消化不良です。
と言うわけで、このあとは、人によっては見ないほうが良いかも、ってことが書かれているかもしれませんので、お気をつけて(と言っても裏情報があるわけではないですが)。
今回は、北海道にいる永井が、妻の葬儀に息子が参列するというニュースを聞いて、尾崎の助けを得て来栖総合病院周辺に戻るというだけの話です。話のついでに、義手の男を撃ったのが峰島っぽいこと、捜査本部では義手の男の殺害をも永井の犯行として扱おうとしていることが語られます。
そんな中、新たに怪しい男として浮上するのが郡司直巳(別所哲也さん)。毎週、松たか子さんの歌うエンディングテーマの最中に、鏡に映る不気味な顔(演技ぢゃ無かったらごめんなさい)を見せてくれる彼です。以前、永井に賞金を書けることを積極的に提案したのも彼だったと記憶していますが、今回も永井の長男、陸くんの意識が戻ったという偽情報を流すことを提案。永井を最も逮捕したがっている人物ということを印象付けます(表向きはあくまで病院のため)。
では、郡司が真犯人(黒幕)だとした場合の動機は?
これは、「来栖総合病院を自分のものにするため」ということになるでしょう。実際郡司は「永井淳子さんを偲ぶ会」のスピーチで、彼女と激しく議論を交わしたエピソードをさりげない演出の中で表現しますが、郡司がこういう動機を持っていれば、当然、院長来栖慶介の娘で医師でもある永井淳子の存在が邪魔になるわけです。
でもですよ、動機として弱すぎませんか、これ?
というより、ほんとにこの通りだったら、怒りませんか?最終回の後に。
これでこんな事件起こされたら、日本中事件だらけになります。まちがいなく。
ということで、その1で推理したとおりの真犯人をぼくはまだ推すわけです。それにしても、まだね、指紋も、生命保険も、離婚届も、200万円も、なーんにも解決してないんですよね。と言うか、ヒントすら無い。永井がそこにたどり着くまで、伏せられたままなんですかね?
ところで、今回の最後で新たな(喪服を着た)義手の男が登場するわけですが、どうして尾崎を拉致するのでしょう?尾崎が永井を支援する側にまわっていることを知らないと、あれをする意味が無いですよね。峰島ぢゃなさそうだし…今から登場人物を増やされても困るし…
追記(2004年8月26日)今日の出来事 part2 ＆ STRIKE ZONEさんによると、津留は義手ぢゃないそうで、証拠写真までアップしてあります。ぢゃ、上に書いた新たな義手の男は、新たなぢゃ無いってことか。って言ってもねぇ、撮影ミスってことで片付けたいところですね…
