7話めでそろそろ佳境に入ってきたので、日曜劇場の逃亡者の犯人を推理してみる(その5)…ネタバレ??
番組が終わって、慌ててエントリを書いて、アップしようとしても「ただいま大変混み合っております」といわれるのが腹立たしいpeteramです、こんにちは。と思っていたら、そんなメッセージを出しておきながら、しっかり保存されていたりして、その削除がまた大変なんだ。なもんで、ちょっと、レンタルサーバーを検討しちゃったりしてます。
ところで今週は、登場人物の相関図に載っている人たちが満遍なく出てきた感じで、とってもめまぐるしい週でしたね。
と言うわけで、このあとは、人によっては見ないほうが良いかも、ってことが書かれているかもしれませんので、お気をつけて(と言っても裏情報があるわけではないですが)。
いやぁ、今週はずいぶん話が進展しましたね。実行犯ばっかりを追い続けている展開から、ようやっと黒幕探しに切り替わろうかという、大事な一話になった気がします。
そんな第七話を簡単に振り返ると、こんな週でした。
- 津留の部屋に侵入した永井徹生が、津留の入院したことを示す領収書から、津留が実行犯でないことを知る
- 永井徹生が過去の峰島との関係を思い出し、峰島家の事件の際に右腕を負傷した田所豊という巡査部長に思い当たる
- 同じころ、尾崎も同事件を洗いなおし、田所豊をマーク
- 田所豊を訪問した尾崎が、拉致される
- 永井徹生が田所宅に侵入、田所と対峙し、実行犯が田所であり、それは、他人の依頼によるものであることが判明
- 永井徹生と尾崎で、田所を捕縛するチャンスがあったものの、迎えの黒塗りの車にのり田所逃走
- 永井陸の意識回復
- 永井徹生、偶然来栖慶介の携帯に電話し、上記事実を知る
- 例によって来栖慶介の電話が盗聴され、実行犯(と思われる)に、永井陸の意識回復の事実が知られる
- 峰島と思われる人物により永井陸が拉致され、鬼塚咲へのメールにより、「子供は預かった、約束の場所へ来い」というメッセージが永井徹生に届く
ということで、祝、実行犯確定。いまさらこれが動くとも考えられません。問題は、峰島。田所を車に乗せて逃走したのは峰島の車っぽいですし、峰島にわざわざ実行犯(と思われる)が永井陸意識回復の事実を伝えてきてます。峰島の恨みによる犯行という安っぽい落ちに視聴者を誘導しようとしているところが濃くなって来てます。
で、ビデオを見て、検証。
田所を拾って去っていった車は黒塗りのクラウン。峰島の車も黒塗りのクラウン。峰島の車のナンバーが「69-58」だってことははっきり見えるんですけど。田所を乗せていったほうははっきり見えませんね。ちなみに、S-VHS 3倍でかみさんが、PC使ってMPEG2でぼくが録画しているんですが、MPEG2では、動く車のナンバーは全く判別できません(DVDが高画質って嘘ですね)。S-VHS 3倍だと峰島の「69-58」はっきりと見えて、田所を乗せた車は「98-??」とか見えます。で、峰島の車にはダッシュボード上にカーナビのようなものが見えるんですが、田所を乗せた車には、同じようなものが見えませんね。
やっぱり峰島は、性格を把握された上で、真犯人一味に利用されているだけってところですかね。
で、今週のキーポイントは、永井徹生と来栖慶介の電話です(うちのかみさん発見)。
どの辺が、キーかと言うと、院長室に入って、初めは立って話をしていた来栖慶介が、話の後半に入ったところで、猛然とした勢いで歩き始め、自分の机に座ったところです。
で、実行犯による盗聴となるんですが、思い出してください、第三回を。
海に落ちた永井徹生は千葉県館山市に流れ着くのですが、そこから来栖慶介に自分の無事を連絡してます。そこで来栖慶介が「金を送るから居場所を教えてくれ」と持ちかけ、その電話が実行犯(と思われる)に盗聴されているのです。このときは初めからですが、来栖慶介は自分の席で電話をしていました。
そうなんです、来栖慶介は、自分の席に盗聴器が仕掛けられていることを知っていて、永井徹生と電話をしているんですね。
ぼくの予想通り、ようやっと来栖慶介が黒幕っぽくなってきたんですけど、来栖慶介が倒れたのって、わざとですかね?
ところで来栖慶介、孫までは被害に合わそうとわ思っていなかったはずです。事件当日のその時刻には、自分の病院まで呼んでいましたから。その線からすると、これは、ホントに過労かな。
で、その他のポイントです。
- 鬼塚咲が永井徹生に渡した200万円は、来栖総合病院に入院しているとっても怪しい藤堂ナツミから渡されている
- 「救急隊が運んできた患者の所見が救急隊と来栖総合病院で大きく異なる」という伊川刑事の突っ込みに小野寺婦長がやけに慌てる
- 前回一瞬だけ怪しいかなと思わせた郡司医師は、裏番組出演のため都合よく不在
という感じで、ようやっと舞台が来栖総合病院になりつつあって、とっても嬉しかったりするのでした。