ようやっと見ることができたので、日曜劇場の逃亡者の犯人を推理してみる(その1)…ネタバレ??
2012/07/09
以前に、映画の「逃亡者」の感想を書いてしまった余波で、いまでも、「逃亡者 真犯人」とかいうキーワードで、このblogにやってくる方が結構いらっしゃいます。ということで、せっかくですので、真犯人の推理でもしてもいようかと…逃亡者公式サイトでも真犯人の推理を募集しているようですし。
ちなみに、「人間の証明 真犯人」ってのも結構多い。でも、オリジナルと犯人が違うとは思えないし、録画しそこなったんで見ていないし。ってことで、こっちはパス(パスは3回まで)です。
このドラマ、妻殺しの容疑で逮捕された男-永井徹生(江口洋介さん)-が脱走し、真犯人を見つけ出して汚名を晴らすという話を全体の骨として、逃亡する犯人とそれを追う警察、それぞれの人間模様を横糸に絡ませることによってふくらみを持たせるという構図で描かれております。オリジナルはアメリカのテレビドラマで、なんと逃亡者は4年の長きに渡って逃げ続けたそうです(ちなみに日曜劇場は11週間の予定。映画では2時間でした)。
で、推理のほうですが、まず、登場人物の相関図を確認してみます。
ご覧になりましたか?
たったこれだけしかいないんですね、重要な登場人物。
基本的にこの手のミステリーで、伏線も張っていない真犯人が後から出てくることは考えにくいんで、真犯人はこの中にいることは間違いないです(実行犯は別でしょうが)。で当然動機も、伏線になるようなことは、第一話で語られていると思われます。
ということは、そうです、そうなんです。真犯人は、殺害された永井淳子(戸田菜穂さん)の父親、来栖慶介(原田芳雄さん)なのです(断定)。
その根拠なんですが、現場の状況からだけでもずいぶん絞ることが可能。
- 犯人側は永井家の合鍵を持っている
- 永井徹生が警察の取調べを受けた際に明らかになっていますが、実行犯が逃げたドアは鍵がかけられていたようです
- 犯人側は永井徹生の指紋を持っている
- 永井徹生が触ってもいない凶器(2本出てきましたがその両方)に指紋がついているんですね
- 犯人側は永井夫妻の筆跡まで写し持っている
- 偽造されたと思われる離婚届と、生命保険証書が出てきてます
で、こんなことが簡単にできるのは、身内か警察関係者しかいません。
警察関係者に動機を求めるのは無理がありすぎるので、必然的に犯人は身内-来栖慶介-しかいなくなります。おそらく、病院を舞台にものすごい不正があって、それに気づいてしまった実の娘を亡き者にするしかないように追い込まれて…
いくつかそれっぽくないシーンもありましたが、日曜劇場的な感動的エンディングを迎えるためには来栖慶介以外では難しいかと…
ま、こんな感じで、応募してみます。懸賞品(ポストカード)欲しいし。